訪日客の訪日回数と消費動向の関係[2017年]

観光庁がまとめた2017年消費動向調査のまとめについて、それをさらに「トラベルボイス」が要約しています。消費動向調査は全体的な調査ではありますが、十分に活用してくことは可能です。今回の調査では、香港、台湾、韓国ではリピーターの比率が大きく、中国は1回目の訪日が多い、ということが出ています。

訪日外国人の6割が「リピーター」、韓国が最多、香港は「10回以上」が2割に、リピーターほど消費額高く ―観光庁調査 (トラベルボイス)

訪日外国人の6割が「リピーター」、韓国が最多、香港は「10回以上」が2割に、リピーターほど消費額高く ―観光庁調査


これら4か国・地域の訪日回数の割合は、香港では10回以上のヘビーリピーターが2割と多く、台湾も15%を記録。一方、韓国は2~5回が約半数、中国は1回目の訪問が6割。国によってリピーター比率の傾向が異なることが分かった。

「リピーター比率が高い」ということは、都市部の商業施設であれば、会員化を促進していくことが考えられます。会員化というと、日本人相手のハウスカードすら作れていないのに訪日客向けに会員化などはまだまだ、と考えられる方もいらっしゃいますし、個人情報管理による手間やコストの増えるのではないか、と気にされる方もいらっしゃいます。

前者については、(日本の企業は何事も完璧にやろうとする傾向がある、ということはさておき)簡易的な方法によって会員化をする方法で解決が可能ではないでしょうか?後者については、個人情報と定義されない形で何らかの訪日客との接点を作っていく方法で解決できると思います。

会員化という言葉から受けるハードルの高さ、簡単にいえば、これは大ごとだ!とビビってしまうこと、これを無くしてしまいたいところです。

会員化は手段であって、目的は、今回の訪日客が次回訪日時も来てくれて買ってくれる、そのために何をするか?というシンプルなことです。それが達成できるなら会員化は必ずしも必要ではありませんし、他の手段でもかまいません。リピーターになり得るようなお客様の中での存在感をいかに上げていくか、これが会員化(本質はリピーターの囲い込み)のセンターピンになろうかと思います。

このように考えていくと、いくらか気が楽になりませんか?

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